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鼻の仕組みと働き

鼻は外鼻と鼻腔(びくう)、副鼻腔によって出来ています。
鼻腔の内側には、上甲介・中甲介・下甲介のヒダがあり、血管に富んだ粘膜で被われており、ヒダの間隙が空気の通路となっています。


鼻腔にはこの通路を通る空気を暖め、湿気を与え、ほこりなどの異物をとり除く働きがあるとともに、匂いを感じる重要な機能を持っています。

主な鼻の病気について

■ アレルギー性鼻炎

アレルギー性鼻炎は、くしゃみや鼻水、鼻づまりが主な症状です。
鼻からアレルギーの原因となる物質(アレルゲン)を吸い込むことによって起こります。


アレルギーの原因となる物質で最も多いのは家のホコリ(ハウスダスト)です。
ハウスダストには、ダニ死骸が主な成分として含まれています。
アレルギーの原因として次に多いのは、花粉やカビ、ペットの毛やフケなどです。
アレルギーの診断には、詳しい問診のほかに、鼻の粘膜を実際に目で見ることが大事です。


■ 急性鼻炎

感冒(風邪)といわれるのは、主にウイルスによって起こる上気道(鼻、のど、気管)におこる急性の炎症のことを指します。


急性鼻炎とは、急性の炎症が鼻の粘膜におこったもので、鼻水やくしゃみ、鼻づまりのほかに鼻の痛みや頭痛、発熱、全身のだるさなども伴います。


自然に治ることがほとんどですが、症状がひどい場合や長く続く場合は耳鼻咽喉科での受診をお勧め致します。


■ 慢性鼻炎

急性鼻炎を何度も繰り返すうちに鼻炎が慢性になることがあります。
鼻の粘膜が腫れて鼻づまりが起こります。
粘り気のある色のついた鼻水が長い間出ます。


副鼻腔炎を伴っていることもあるので、早期に耳鼻咽喉科への受診をお勧め致します。


■ 急性副鼻腔炎

鼻風邪をひいた後で、色のついた鼻汁がいつまでも治らず、鼻汁が喉に下がって痰になることがあるときは、急性副鼻腔炎になっていることが考えられます。


急性副鼻腔炎は、鼻腔から細菌が副鼻腔に入って炎症を起こすことが原因です。
頬や目の奥の痛み、頭痛、頭の重たい感じ、発熱などを伴うことがあります。


耳鼻咽喉科を受診し各種検査を行い、お薬や鼻処置、吸入処置などの治療を行うようにしましょう。


■ 慢性副鼻腔炎

慢性副鼻腔炎は、一般的に「蓄膿症(ちくのうしょう)」と呼ばれる疾患です。


急性副鼻腔炎を繰り返したり、長引かせたりすると、炎症が慢性化し慢性副鼻腔炎になります。副鼻腔と鼻腔の通り道が塞がれたり、粘膜の働きが悪くなっていつまでも副鼻腔に膿汁がたまったままになることでおこります。


症状としては、鼻汁が喉に下がる感じがいつまでも続いたり、頭や目の奥が重たい感じがします。
治療のためにも、耳鼻咽喉科を受診し各種検査を行い、お薬や鼻処置、吸入処置などを行うようにしましょう。
急性副鼻腔炎がいつまでも治らないときは、手術が必要なこともございます。

早めの治療を心がけましょう。

クリニック概要

杉並区方南町の耳鼻咽喉科

白い鳥医院

〒168-0062 東京都杉並区方南2-23-9
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